照一隅
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2021/02/28 ]
福岡市出身である中村哲さんの功績をたたえる碑が朝倉市に完成し、披露されました。
中村さんは医師としてアフガニスタンで活動中、
2019年12月銃撃され惜しくも亡くなられました。
碑の場所は現地アフガニスタンの灌漑事業のモデルとなった「山田堰」が見渡せる広場だそうです。
検索したところ
「山田堰は大小の石を水流に対して斜めに敷き詰めることで、筑後川の勢いを抑えつつ用水路に水を導く。
日本で唯一の構造。
1790年に完成し、その後何度も補強工事が行われたが、全体の形や石はほぼ当時のままという。」
とありました。
石碑には、中村さんが生前に詠んだ句
「濁流に沃野夢見る河童かな」
座右の銘だった
「照一隅」
という言葉が刻まれているそうです。
「照一隅」とは「一隅を照らす」という意味です。
人間は置かれたその場所で精一杯自分の出来ることをしていくことが大事だ、
最初は小さな一つの灯りであってもやがてそれが周囲に広がり大きな光となるという在り方です。
私自身もこの言葉を胸に刻み、励みたいと思います。
朝倉を訪れた際には是非お立ち寄りください。
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